Snow Manの歌割り炎上は格差が原因?偏りのある決め方問題

Snow Manの曲は新曲が初解禁されるたびに歌割りで炎上しがちです。

決してすべての楽曲が該当するわけじゃありせんが、僕がSnow Manのファンになってからの1年間は、新しい曲が解禁されるたびにファンの方が歌割りを気にされている印象でした。

マダ秋子

9人もいると大変ね

で、この主な理由はメンバー内格差が生まれているからだと言われています。

その証拠にデビュー前から現在の楽曲の歌割りには偏りがあるんですよね。

そこで今回はSnow Manの歌割りが毎回炎上っぽくなる問題について

  • なぜ炎上するのか?
  • 実際のところ格差は生まれているの?
  • 歌割りの決め方に偏りがでる理由

の3つを中心に解説していきます。

目次

Snow Manの歌割りが炎上する流れ

まずはじめにどのような流れで歌割りが炎上をしているのか説明します。

Snow Manの新曲解禁の主な流れは

  1. 映画・ドラマ・CMなどでタイアップが決まり話題になる
  2. それらの映像中でちょっと聴ける
  3. Snow Manがパーソナリティを務めるラジオで初解禁
  4. 公式サイトで視聴可能
  5. 一回ここでプチ炎上
  6. Snow ManのYouTubeチャンネルでMVもしくはREC VIDEOが公開
  7. 正式に炎上

です。

マダ秋子

テンプレっぽくなってるー!

ナシヲ

すべてがそうじゃないけど雰囲気こんな感じ

ではこのテンプレをもとに、2021年7月14日に4枚目のシングル「HELLO HELLO」をリリースしたときの話をします。

まずこのシングルはCDリリースの発表にあわせて映画情報の解禁がありました。

2021年3月24日、メンバーのラウールが主演を務める映画「ハニーレモンソーダ」のティザームービーが、配給会社のYouTubeチャンネルで公開されます↓

松竹チャンネル/SHOCHIKUch

この情報はSNS公式アカウントからも投稿されて拡散されるし、ネットニュースや朝の情報番組でも取り上げられました。

マダ秋子

話題性は抜群だね!

そしてこのタイミングでSnow Manが映画の主題歌を担当することも公式サイトで同時に発表されたんですよね。

上記のティザームービーの中でも曲のサビが聴けるので、ファンの間では映画の情報以上に新曲の注目度が高まります。

ただ、この段階では楽曲をフルで聴けていないため炎上はしません。

Snow Manの新曲初解禁はリリース日が近づいてきたときに、パーソナリティを務める文化放送ラジオ「不二家 presents Snow Manの素のまんま」にて1コーラス流れるのが通例です↓

この1コーラスとは「1番~サビ~落ちサビ~大サビ」の構成で解禁されるのでフルで確認はできないんですが、この1コーラスである程度の歌割りが見えてきます。

(↓触れると拡大できるよ↓)

HELLO HELLO1コーラス歌割り

このような歌詞と歌割りは解禁後すぐにファンが作成し、瞬く間にSNSで拡散されます。

マダ秋子

よく聞き取れますなぁ!

そして書き起こしした内容をみると1番の歌割りに偏りがあるように感じますよね。

ラウール・渡辺翔太・目黒蓮・向井康二・岩本照。この5人にはソロパートがあるのに対して残りのメンバーにはありません。

というか最後、サビ前の落ちサビパートも最初の5人がメインでソロパートを歌っています。

つまり、ソロパートがない残りの4人を推しているファンから不満の声があがるんです。

もちろん2番ではソロパートが用意されているんですけど、地上波歌番組やYouTubeで公開されるMVには1コーラスバージョンでしか披露されません。

もしソロパートを見るならCD特典についてくる、MVフルバージョンが収録されたDVDをみるしか方法がないんです。

これが炎上の主なきっかけです。

ただこの時点ではラジオを視聴している熱心なファンだけがざわついているだけで済んでいます。

しかしMVが公開されるとライト層にもその事実が知れ渡ります↓

Snow Man YouTube

歌割りが少ないとどうしてもカメラに映る回数も時間も少なくなります。

地上波歌番組特番もこの1コーラスでパフォーマンスするので歌割りのカメラワークも偏ってきますよね。

このようにして毎回新曲がリリースされるたびに歌割り対して、炎上の火が拡がっていく傾向にあるんです。

Snow Manの歌割りに格差は生まれているのか?

単に「HELLO HELLO」だけがたまたま偏った歌割りであれば一部のファンも納得いったかもしれません。

ですが、実際はそれ以降リリースされる楽曲も同じような歌割り構成になりがちです。

ファンの間ではこの傾向について“メンバー内で格差が生まれている”と感じているようになりました。

その主たる理由は、デビュー当初は均等な歌割りだったことにあります。

そもそもSnow Manはデビューシングル「D.D.」ではバランスよく歌割りが振り分けられていたんですよね↓

Snow Man YouTube

ですがリリースを追うごとに宮舘涼太・佐久間大介・阿部亮平・深澤辰哉の4人の歌割りが減ってきました。

最初はソロパートが用意されていたのにもかかわらず、徐々に減らされて(無くなって)いくのは4人を応援しているファンとしては我慢ならないわけです。

マダ秋子

気持ちはわからなくもない…

そして決め手となっているのは、後からSnow Manに加入した3人の歌割が徐々に増えていったことです。

Snow Manは2012年から6人グループで活動していたんですが2019年に青天の霹靂の如く、ラウール・向井康二・目黒蓮の3人が加入しました。

なので6人時代から応援してきた古参ファンにとってはこの状況に格差を感じてしまっているんです。

マダ秋子

続・気持ちはわからなくもない…

「なぜあとから入ってきたメンバーが既存のメンバーより歌割りが多いんだ!」…といった心の声がSNSでたまに漏れているのは、このような背景があるからです。

僕はデビューしてからSnow Manのファンになったのでこの点について何とも思わないんですけど、デビューするずっと前から応援してきた方にとっては非常にセンシティブな格差問題なのかもしれません。

ただしこの状況は、グループを売り出すためにあえて作られた格差なのではないかと推測します。

たとえばもしこれが野球チームだった場合、甲子園出場校のスターティングメンバー全員が3年生ってケースはほとんどありません。

試合に勝つためには適宜、最善のメンバーで挑む必要があるのは当然です。そこに年功序列は存在しませんよね。

ナシヲ

スラムダンクの湘北高校だって1年の桜木と流川が入部してなきゃ山王工業に勝てなかったでしょ

となるとアイドルグループの歌割りも、均等にするより特定のメンバーを突出させたほうがパフォーマンスは安定してきます。

Snow Manは9人もいるので推したいメンバーを厳選したほうが、歌番組を視聴した初見の方にとってわかりやすいのは事実としてあるでしょう。

それに9人均等にソロパートを1番に用意するとなると、一人ひとりのパートが短くなるし歌える楽曲の構成が限られてしまいます。

マダ秋子

AKBグループとか全員の顔と名前認識するの一生ムリそう

なので仮に格差がそこにあったとしてもそれは歌唱パフォーマンス時の話です。

それ以外の場面でメンバー各々が輝く場所を用意すれば問題ありません。

Snow Manの活動は映画やドラマ、地上波番組や雑誌など多岐にわたるので、それぞれの得意分野で格差を生み出すことは可能なんですよね。

現にメンバーの阿部亮平は歌唱パフォーマンでは一歩下がった存在ですが、地上波クイズ番組に出まくってい気る”象予報士の資格を持つ院卒アイドル”なので、世間的な認知度はSnow Manで一番高いんじゃないかと思います。

https://twitter.com/oricon/status/1471759573576994816?s=20&t=QaHfsi4xBs7I3WuVOHXETg

つまりSnow Manの場合格差はあるけど、歌割りが少ないメンバーはそれ以外のフィールドで活躍できる場所が別にあるということでしょう。

Snow Manの曲は歌唱パートに偏りのある決め方をしているのか?

これまでの話を聞くとSnow Manの曲は歌唱パートに偏りをもたせているといえますよね。

それはもちろん戦略的にです。

ではどのような偏りがあるのか整理してみましょう。

まずSnow Manの楽曲は基本タイアップになることがほとんどです。

実際の例だとこんな感じ↓

映画:ハニーレモンソーダ
主演:ラウール
主題歌:HELLO HELLO
曲の歌い出し:ラウール

映画:白蛇縁起(日本語吹替版)
主演:佐久間大介
主題歌:縁 -YUÁN-
曲の歌い出し:佐久間大介

ドラマ:消えた初恋
主演:目黒蓮
主題歌:Secret Touch
曲の歌い出し:目黒蓮

このようにメンバーがなんらかの作品に起用されている場合は、その人物がメインの歌割りになりやすい傾向にあります。

ただし6枚目のシングル「ブラザービート」は映画「おそ松さん」の主題歌なんですが、こちらはSnow Manメンバー全員が主演に起用されているため、全員均等にソロの歌割りが用意されています。

ナシヲ

この曲はラップ調なので歌割りがわかりやすい!

次に9人の中でわかりやすく歌唱パートに担当があると思われるメンバーを見ていきましょう。

特に公式で明記されているわけではないんですがだいたいこんな感じです↓

メインボーカル:渡辺翔太
リードボーカル:目黒蓮
メインラップ:岩本照
サビ&煽り&決め所:ラウール

渡辺翔太に関しては6人時代からメインボーカルを務めていたので、そこは一貫して現在もSnow Manのメインどころを担当しています。

次いで目黒蓮もメロディ的なパートを歌う傾向にあります。

Snow Manには高確率でラップパートが入るのですがその時、必ずと言っていいほどリーダーの岩本照がメインで歌い上げていますね。

マダ秋子

Snow Manってラッパーいんの!?(まあ9人もいればそうなるか)

そしてラウールに関してはそもそもSnow Manのセンターであり、グループの象徴とも言える存在なので歌唱パートではインパクトのある部分を歌うことが多いです。

たとえばSnow Manの曲はサビを全員で歌ってサビ終わりはソロパートになることが多く、その際は1番のサビ終わりは必ずラウールが歌ったり。あとはAメロ前のイントロで煽るような歌が入ったり、1番サビ前の決め台詞を担当したり。

僕が知る限り今お伝えした4人はわかりやすく偏りのある割り振りをされていると感じます。

ナシヲ

このあたりのポジションは固いかな~

残りのメンバーは曲によってメロディーを歌ったりラップを歌ったり決め台詞を言ったりして、柔軟に対応しているイメージですね。

歌割りは主にレコード会社のスタッフで決めるらしく、その場合Snow Manのアーティストとしてのブランディングがブレないように調整していると思われます。

たまにカップリングやアルバム収録曲で、普段メインどころを歌わないメンバーにスポットライトを当てた歌割りもあったりしますが、それもレコード会社の遊び心というか表題曲では出来ないファンサービスと捉えるといいかもですね。

いずれにせよSnow Manの歌割りに偏りは存在しているし、その決め方に問題はないように思います。

ナシヲ

歌割り決めるのたのしそー

まとめ

今回はSnow Manの歌割り炎上問題について根本的に掘り下げてみました。

9人それぞれの担当からしたら自担にもっと歌ってほしい気持ちはきっとあるはずです。

ですがSnow Manが大きくなるためには、どうしても歌割りに格差だったり偏りを作らなければいけないことも出てくるでしょう。

レコード会社のスタッフの方もこのへんは毎回いろんな意図を持って決めているはずなので、僕たちファン側はそれを最大限に楽しむスタンスでいるのが健全なのかなと思います。

これからも新曲はリリースされていきますが、いつか歌割りが炎上しない平和な世界の訪れを願っています。

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